カラダの相談室

基本は日常的で些細な身体についての情報を発信していきます。

長時間イスに座る人の姿勢分析

6月も残り1/3ですね...

今年は梅雨は来るのでしょうか...。

 

私がトレーナーをはじめて今年で8年目になります。

本当にたくさんの方を指導させていただきました。

 

その中で、最も多かったのが『デスクワーク』の仕事を行われている方たちです。

職種は役所の事務や会社の財務など様々ですが、共通して言えるのは『1日6時間以上座っている』ということです。

 

さて、そんな『デスクワーク』をしている方は身体にどんな変化が起こるのでしょうか?

 

|デスクワークの姿勢|

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デスクワークをしている人の状態

  1. 長時間マウスとキーボードを扱うため、肩内旋が強調される
  2. 画面をのぞき込むため、頚椎が直線になる
  3. イスに座り続けるため、骨盤が後傾する
  4. 肩内旋の影響で、肩甲骨が外転し胸椎が後弯する

ざっとこんな感じです。

 

この状態による筋肉の反応として

  • 胸筋群(大胸筋・小胸筋)、僧帽筋上部の拘縮
  • 前鋸筋、菱形筋、僧帽筋下部、ローテーターカフの弱化
  • 広背筋、大殿筋の拘縮+弱化
  • 股関節屈曲、胸椎伸展・回旋Mobilityの低下
  • 腹筋群の機能不全

すべて当てはまる人もいれば、一部しか当てはまらない人もいます。

 

 

トレーナーとして、身体の歪みやニュートラルではない状態を見極められるようになれば、歩き方や仕事を聞くだけでもある程度身体の状態を知ることが出来ます!

 

ほんじつはこのくらいにしておきましょう!!